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blogたむら 2014年08月の記事

8月も下旬を迎えました。

夏の暑さも少しずつ落ち着いて参りました。
今年は全国各地で非常に強い雨が降り、家宅の浸水や地滑りなど、大雨による被害が相次いで発生しております。
田村神社でも台風11号の強風によって、境内の樹木数本が薙ぎ倒される被害が出てしまいました。
この大雨は暫く続くとのことですので、山や川の近くにお住まいの方は、十分に注意して頂きたいと思います。

さて、今回の記事では、田村神社の摂末社の一つである「吉崎稲荷神社」をご紹介したいと思います。
摂末社とは、神社のご本殿とは別に境内に存在している小さな神社のことです。有名な神社には必ずと言っていいほど、この摂末社が複数存在しております。
田村神社の境内には、かつて20を超える数の摂末社が存在しておりましたが、焼失や倒壊によってその殆どを消失し、現在は吉崎稲荷神社を含めて4社のみが現存しております。

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吉崎稲荷神社は、田村神社のご本殿の右手にございます。
この吉崎稲荷神社は、元々土山町にお住まいの方が個人で管理されておられたものであり、その方からの要望があって、この田村神社に社殿ごと移転した物です。
御祭神は御稲荷様であり、商売をなさっておられる方から、厚い信仰を受けております。
正面に吊り下がっている紅白の布は「鈴緒(すずのお)」と呼ばれているもので、この吉崎稲荷神社を崇敬されておられる方からご奉納頂いております。
尚、この鈴緒の奉納は田村神社の授与所にてお受けしております。

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年末年始には、この吉崎稲荷神社の社名を記した縁起物を皆さまにお渡ししております。
今年は「景気回復の兆しあり」という世間の風潮も相まって、非常に多くの方がこの縁起物をお受けになり、品切れが続出する事態となりました。
年末年始に田村神社へご参拝された折には、是非ともご一見頂きたいと思います。

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2014/08/23 その他 C0 T0