blogたむら 2016年09月の記事

田村神社禊場にて研修会が開催されました。

9月も半ばに入り夏の暑さも落ち着いて、過ごしやすい穏やかな気候になってきました。
鈴鹿に連なる山々を見渡せば、気を急くように早くも色づき始めている木々が見つかる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
8月の終わり頃には非常に強い台風が複数同時に日本列島を直撃するという未曾有の災害が発生し、北海道や東北地方を中心に土砂崩れや道路の冠水など大きな被害が発生しました。被害を受けられました被災者の皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。

田村神社では今月12日に滋賀県神社庁主催の禊研修会が開催されました。
禊とは我々人間が知らず知らずのうちに犯してしまった罪やため込んでしまった穢れを取り除くためのものであり、海や湖、また川などに身を浸して行われます。
神代の頃、死別した妻のイザナミノミコトに会うために夫であるイザナギノミコトが黄泉の国へと赴いた後、その身に付いてしまった穢れを取り除くために海水で身を清めたと言われており、これが禊の始まりと伝わっています。

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当日は滋賀県内の神社で社務に励んでいる神職が田村神社へと集まり、禊の歴史や意義、その作法について講習を受けました。
田村神社には本殿西側の奥に広大な禊場があり、毎年9月になると境内を流れる御手洗川の清水を用いて禊が行われています。

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神明に奉仕する神職にとって穢れは忌むべきものであり、それ故に常に清潔であることが最も重要であるとされています。
冷たい水に身を浸すことで心身共に引き締まるため、大切な神事の前に禊を行う神職も少なくありません。
禊は身近に海や川がなくとも、お風呂場などで水を被ることでも可能ですので、宜しければ皆さまも一度実践なさってみてはいかがでしょうか。

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2016/09/14 その他 C0 T0